伝保人(でんぽじん)っていったいどんな人なの?そんな疑問をお持ちの方も大勢いらっしゃるでしょう。伝保人がいるのは福島県のほぼ中央に位置し、母なる森林(もり)に抱かれた私たちのふるさと「猪苗代町」を中心とした磐梯高原エリア。日本百名山に数えられる磐梯山と世界で 5番目の透明度を誇る猪苗代湖をシンボルに、四季折々の豊かな自然、古来より受け継がれてきた伝統文化、そして懐かしい風景がそっと息づく素敵な町です。 もし、あなたがこのエリアをもっと知りたいと思ったら、ぜひ伝保人に会いに来てください。新しい発見や感動に出会えるはずだから。
伝保人とは、町の名所・旧跡から自然、伝統工芸や郷土芸能まで町のことなら何でも精通している猪苗代観光の達人のこと。愛する自分のふるさとについて観光の語り部であるとともに、大切な観光資源を守り、次代へ伝えていくという役目も担っています。
単なる物見遊山では決して味わえない、土地の人々との素朴なこころの触れあい。そんな新しい旅の出会いと感動を「伝保人」がご案内します。
「人間は自然の中で生かされているのではないでしょうか」
磐梯エリアというフィールドは自然公園がいっぱいです。野山や雑木林そして里山、その中で私たち伝保人を含め、人間が生活するためのエネルギーを得ています。
自然は生きていくための酸素や水を与えてくれるだけじゃなく、ヒーリング(精神的に心を癒してくれる)の原点だと考えます。
発見や感動はその時・その場所そして個人によって全部異なります。
私たち伝保人は磐梯エリアが自然と対話する絶好の場所と認識し、皆さんの個性に合わせ、さまざまな視点から自然の恵み・神秘・不思議をガイドしたいと思っています。
自然との共生を考えながら・・・・・
磐梯エリアには国指定の史跡をはじめ日本史上において価値のある史跡が数多くあります。
私たち伝保人は学校の歴史的な知識を解説するのではなく、ひとつのテーマを地域的そして時間的なつながりを加えることで、理解していただく事に視点を置いています。
自然とのかかわりも含め、皆さんの個性に合わせてテーマの設定やそれにまつわるエピソードを解説します。
歴史上の人物に対して興味がわくと同時に、その時代に思いをはせながら、いろいろな謎を推理していくのもいいでしょう。
民俗文化を考える上で、まず自然環境を考えなければなりません。
私たちが生活を営む上で欠かすことの出来ないもの、それが「自然」だと考えます。
自然が形成する地形や風土から独自の文化や民俗が生み出されます。
よく「自然の恵み」という表現がされますが、食文化や居住文化、遊びの文化等すべての文化は、その地域に限られた自然環境が私たちに与えてくれた、いえ、与え続けてくれている「恵み」ではないのでしょうか?
私たち伝保人は、地域の独自の文化に触れることを皆さんと一緒に行なうことができればと思っております。
その中に息づく空間、知恵、ものづくりや体験、時には人との交流等を語り部のあったかい口調の中で感じて欲しいと思います。
ひとつとしてとして同じ民俗文化など無いのではないですから、ぜひ伝保人の住むこの地の文化をのぞきに来て、一緒に遊びませんか?